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さかわ広報室

2025年9月30日

【さかわ広報室vol.8】生成AIの力!記憶に残る制作物の新常識

 

こんにちは。さかわ広報室の野本です。
皆さん、生成AIを仕事に活用できていますか?
弊社では日々、様々な制作物を作っていますが、その中で生成AIを活用しているものも増えてきています。今回はその具体的な事例をご紹介します。
私が担当しているお客様で「保険のぽると」様という保険ショップのお客様がいます。
そのぽると様から昨年初夏、「サイネージやWeb広告で流せる動画を作りたい」とご相談がありました。
動画制作に関してのご要望としては下記でした。

 

・動画見た人の印象に残るようにとにかくインパクト持たせたい!
・キャッチコピーが目立つように、動きやデザインをしてほしい。
・保険に関しての些細な事でも、とりあえずCMを見た人がぽるとに相談したらいいんだ!となってほしい。
・コストは抑えたい。撮影・ナレーション収録はナシで。
・音声:あり(コスト抑えるためにAIナレーション予定)

 

さらに、動画の内容を考えていくやりとりの中で、ぽると様から「AIイラストでインパクト持たせられないか?」というご要望が出てきました。

当時、弊社内でAIイラストを使用した実績がなく、営業の私としては消極的だったのですが、動画制作部署のデジタルプロモーション部N部長が新しいことにも挑戦する前向きな提案をしてくれたおかげで、AIイラストを活用することになりました。

 

せっかくAIイラストを活用するので、実写ではできない「生成AIならではの表現」を活かしたメインビジュアルを提案しました。

スーツを着た犬(スタッフ)がメガホンを持って呼びかけているAIイラストをご提案

 

なぜ「犬」を提案したのかというと、広告で人々の注目を集めやすい「美人(Beauty)」「赤ちゃん(Baby)」「動物(Beast)」の3つの要素(頭文字がすべてB)を利用する「3Bの法則」と呼ばれる法則を取り入れ、インパクトと好感を持ちやすくするためでした。ぽると様からも「なかなかのインパクトで面白い」という評価をいただきました。

最終的には、「赤ちゃんが生まれたときに保険を考える人が多いこと、ターゲットとして小さい子供がいる夫婦」というぽると様のご意見から、赤ちゃんがメガホンを持ったメインビジュアルに決定しました。

 

ちなみに、ナレーションでも生成AIを活用しています。

AIナレーションのメリットは下記があります。

 

・ナレーション収録をしないのでコストを抑えることができる

・ナレーション修正があったときにすぐに修正対応ができる

 

今回の案件にぴったりだったので、ナレーションでも生成AIを活用しました。

AIナレーションはイントネーションが若干違和感のある時もありますが、技術の進歩でだんだんと自然なナレーションになってきています。

 

そして、実際の完成動画がこちら!!

https://www.youtube.com/watch?v=8JwEo_bCkgs

 

こちらの動画は2024年9月11日~2025年9月10日の1年間、空港通り交差点(南江戸)のLEDビジョンで流れていたので、見たことある方もいらっしゃるかもしれません。

実は佐川印刷が制作した動画だったのでした。

 

今回は保険のぽると様の事例をご紹介しましたが、他にもたくさん、生成AIをクリエイティブに活用しています。

生成AIは使い方によってとても役に立つツールですので、営業としても生成AIを有効的に活用できるように勉強していきたいと思います!

 

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