製品・サービス
さかわ広報室
2025年7月30日
【さかわ広報室vol.5】コンビニの商品棚から考えるマーケティング戦略

こんにちは!さかわ広報室の清水です。
週末は外に飲みに行くのがルーティンだった僕ですが、最近の猛暑にすっかりとやられてしまい、
コンビニでツマミとお酒を買って、家飲みをする機会が増えてきました。
動画配信サービスで映画やバラエティ番組を楽しみながら、涼しい部屋でスナック菓子をアテにお酒を飲むという週末に浸っていました。
ただ、そんな生活を続けていく内におなか周りが徐々に気になりはじめ、
コンビニのスナック菓子コーナーでお気に入りのスナック菓子を買うことに罪悪感を感じるようになりました…。
そんな気持ちでいたからか、普段であったら気にも留めないお菓子がひときわ輝いて目に飛び込んできたのです。
「ポテトにする?私は茎わかめ。」
凜々しい眼差しの女性が僕をまっすぐと見つめながら訴えかけてきているのです・・・。

スナック菓子といえばポテトチップス。
でもこの定番を前にしたときの、ふと立ち止まる迷いがあると思います。
この商品棚前での一瞬を、こんなにもライトに、且つキャッチーに切り取ってくれるコピーがあったでしょうか?
今回はこの体験を下にコンビニのスナック菓子コーナーの商品棚から、マーケティング戦略について考察していきたいと思います。

Point➀売り場をメタ認知した、あえて「ポテト」と並べて見せるテクニック
・スナックコーナーにおける「茎わかめ」のポジションは低い。
・でもあえて「ポテト」という圧倒的なライバルの名前を出すことで、
比較対象としての選択肢として認知させる。
・消費者の心の中にある「ポテチ?カロリーが気になるな。茎わかめ?うーん」という
内なる葛藤を発生させることで対等な存在にまで引き上げることができた。
Point➁「私は」の主語が生む共感力
・まるで友達と喋りながら買い物をしているような親近感を演出
・「健康に気を遣いたい」と感じている人の気持ちをさりげなく後押ししてくれている。
・自分のことを語っているようで、実は「あなたの茎わかめの選択を肯定する」構造になっている。
今回僕が商品棚前で手を止めて考えた事例のように、自分の消費行動を振り返ってみると企業のマーケティング戦略の一端を掴むことができると考えています。
また常に最新の消費者の声を反映させ続けている「コンビニ」では、熾烈な商品棚争いに勝つために各メーカーや広告代理店、デザイン会社がとても緻密に戦略を立てています。
佐川印刷は「印刷会社」ではありますが、商品のブランディング事業やプロモーション戦略まで幅広く支援させていただいております。
日常の気づきからキャッチアップした最新の動向×佐川印刷創業78年の実績を活かしたご支援をさせていただきますので、是非お気軽にご相談ください!
私が担当したブランディング事業「中山栗加工菓子のリブランディング」はこちら↓
「第44回愛媛広告賞ブランディング部門 最優秀賞」をいただきました!
第44回愛媛広告賞ブランディング部門 最優秀賞