企業の社会的責任(CSR)
環境への取り組み
社会と環境と共生する企業市民として、環境保全活動を積極的に展開していきます。
社長メッセージ
佐川印刷は、自然環境の豊かな愛媛県に位置しております。地域に密着した印刷会社を経営する我々は、地域経済への貢献と環境保全の両立を目指し、全社を挙げて「環境経営」に取り組んでいます。
私は個人としても山や川や海の自然豊かな田舎町で生まれ育ったこともあり、長年環境問題に取り組んできました。地域の環境ボランティア活動はもちろん、松山市の市民環境会議等を通じて市に政策提言をするなど地域の環境活動家として活動しています。また、ヨーロッパの環境対策の先進地を視察したり、環境経営を実践している印刷会社を見学したり勉強も続けています。印刷業界の中では、環境対策として取り組むべき優先順位がまだ明確にガイドライン化されていない中、自社として何をするべきかを模索してきましたが、待っているのではなく、自らが環境保全へのリーダーシップを取っていく必要性を感じました。それは印刷工程で使用される化学物質にはそこで働く社員やお客様の健康を損ねる可能性があったからです。そこで私たちは危険な化学物質や揮発性有機溶剤の使用をいち早く中止して参りました。
「環境対策は迷ってはいけない。それがたとえコストアップに繋がったとしても、環境保全や社員やお客様の健康を守ることにつながることならば、志を持って迷わずにやっていく。」我々にとって、環境対策は見せかけの取り組みではありません。むしろ、やれることは全てやり、地域社会に貢献すること、最高の環境基準にチャレンジすることが佐川印刷のサステイナブルな環境経営を支える基本姿勢となっています。
2017年1月改定
佐川印刷株式会社
代表取締役社長 佐川正純
佐川印刷株式会社 環境方針
理念
私たちは、地球環境保全への取り組みが重要な経営課題であると認識し、豊かで美しい地球を次世代に残せるよう、企業の社会的責任を果たします。
方針
- 環境に関する法令、その他の要求事項を遵守します。
- 環境マネジメントシステムの継続的改善を図り、環境の保全と汚染の予防に取り組みます。
- お客様とともに環境に配慮した製品や商品の提供に努めます。
- 環境負荷低減を図るため環境目的及び目標を定め、その達成に向けて社員で取り組みます。また環境目的及び目標は、必要に応じ見直し改定します。
- 循環型社会形成に向けてリサイクルに努めます。
- 環境負荷の少ない資材・製品・消耗品等を優先的に調達・購入します。
- 企業活動において、省エネルギー・省資源を推進します。
- 社員の環境意識を高めるため、環境方針を文書化し、環境教育・啓発活動を展開し維持します。
- 環境方針を組織で働く人又は組織の為に働くすべての人に周知します。
- 環境方針を公開し、適切な情報提供に努めます。
2012年9月12日改定
佐川印刷株式会社
「環境マネジメントシステム ISO14001」自己適合宣言
佐川印刷(松山工場)は2003年8月、ISO14001の認証を取得し、2015年度版への移行も実施、運用して参りました。 16年の運用により、環境マネジメントシステムの運用が社内に浸透し、社内での運用で継続できる事を確認できましたので、自己適合宣言に切り換え、2019年8月3日をもちましてISO14001の認証を返上することといたしました。 ISO14001の認証は返上いたしますが、社内運用に切り換えて環境マネジメントシステムに取り組んで参ります。当社は、豊かで美しい地球を次世代に残せるように環境問題を重要な経営課題と位置づけ、環境問題に取り組む手段として、環境理念、環境方針を策定しています。
「愛媛県優良循環型事業所」として認定取得
環境にやさしいことを証明する「クリオネマーク ゴールドプラス(GOLD+)」認証取得
佐川印刷(松山工場)は2008年1月11日、E3PA(環境保護印刷推進協議会)が定めた認証ステータス登録基準を満たし、GOLD+を取得しています。
当社で製版・印刷に使用している資材・材料・技術が環境にやさしいことを証明する、右の環境保護印刷マーク(クリオネマーク)が使用可能です。 |
認証登録番号 P08-0095 |
印刷の総合環境配慮「グリーンプリンティング工場」認定
佐川印刷(松山第一工場)は2016年12月5日に、愛媛県では初となるオフセット印刷部門のグリーンプリンティング工場として認定されております。
「環境マネジメントシステム ISO14001」自己適合宣言と「E3PA(環境保護印刷推進協議会)のクリオネマーク ゴールドプラス(GOLD+)」認証と共に、環境負荷の少ない印刷を実現しています。 |
■グリーンプリンティング(GP)認定制度とは
環境問題に対する社会的要求が高まり、印刷産業も環境に配慮した製品作りが求められています。 日本印刷産業連合会では、印刷産業界の環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定し、グリーンプリンティング認定制度(略称:GP認定制度)は、本基準を達成した工場・事業所を認定、環境経営に積極的な印刷関連企業として推奨するとともに、同基準に適合した印刷製品にグリーンプリンティングマーク(GPマーク)を表示することにより、環境に配慮した印刷製品が広く普及することを目的としています。グリーン購入
グリーン購入に取り組んでいます
グリーン購入とは、製品やサービスを購入する際に、環境を考慮して、必要性をよく考え、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入することです。グリーン購入は、消費生活など購入者自身の活動を環境にやさしいものにするだけでなく、供給側の企業に環境負荷の少ない製品の開発を促すことで、経済活動全体を変えていく可能性を持っています。
佐川印刷は、グリーン購入ネットワーク(GPN)に加入しています。
■グリーン購入ネットワーク(GPN)とは
グリーン購入法の理念のもとで環境への負担が少ない製品やサービスの優先的な購入を進める消費者・企業・行政の全国ネットワークです。詳しくは…GPNホームページ「グリーン購入ネットワーク」
平成13年4月から、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)が施行されました。この法律は、国等の機関にグリーン購入を義務づけるとともに、地方公共団体や事業者・国民にもグリーン購入に努めることを求めています。
幅広い主体が、それぞれの立場から、グリーン購入を進めていくことが期待されています。省エネ車の導入
当社は地球環境を考え、営業車に省エネルギー車を積極的に導入しています。佐川印刷環境パンフレット
【2019年度版】
佐川印刷環境パンフレット(PDF/917KB)